アトピー性皮膚炎 20年 ステロイドの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
20年以上前からのアトピー性皮膚炎で、良い・悪いを繰り返しています。
特に春・秋の季節の変わり目に悪くなります。
皮膚科にも通院していて、悪化した時にはステロイド剤、調子の良い時には保湿剤と外用薬を使い分けていました。皮膚の状態は首やお腹や背中の皮膚が乾燥した感じで、赤みはあまり強くありません。かゆみよりかさつきが強く、表面の皮がぼろぼろはがれる様な感じです。
お風呂上がりや寝る前に、体があたたまるとかゆみが強くなります。
体が疲れやすく、胃腸が弱くもたれやすく、軟便気味で1日2~3回お通じがあります。寒がりで風邪もひきやすい体質でした。
私の場合、食べた物を消化・吸収する「脾」の働きが弱くなって体に「湿」がたまって軟便になり、かわりに皮膚に必要な「水」=「潤い」が届かなくなっているそうです。
そこで、「脾」のはたらきを高め、余分な「湿」を取る漢方薬と、皮膚を潤してかゆみを止める漢方薬の2種類を処方してもらいました。
その後、その時々の皮膚の様子にあわせながら処方をかえ9ヶ月程漢方薬を服用。
かゆみもほとんどなくなったので飲み薬はやめて、スキンケアのみで落ち付いています。
休薬して1年程になりますが、今もかゆみはほとんど無いです。
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